何かと忙しい春、夕飯作りは賢くラクに! 一手間でOKな加工食品、盛りつけは皿1枚で
「週の後半がしんどい」レタスクラブが特集
生活情報誌「レタスクラブ」(KADOKAWA)は3月号で、特集「平日木・金のしんどい夕飯作りをラクにします!」を掲載した。前田雅子副編集長(39)によると「週の後半の夕飯作りは特にしんどい」という読者の声がきっかけだ。
特集では包丁を使わない調理法、鍋一つで作り、さらにそれを一皿にまとめて出す手順などを紹介。調理がストレスなのは、物理的に作る時間がないことに加え、「外で働いているのに家事育児も求められる」という心理的なプレッシャーも少なくないという。
調理用はさみを使えば、包丁&まな板いらず
大事なのは「自分は何がしんどいのかを見極め、対処すること」と前田さん。何を買うかや献立を考えるのが苦手なら、月曜は炒め物、火曜は焼き魚など曜日によってメニューを決めてしまうのも手だ。片付けが面倒だからと包丁やまな板を使うのが嫌ならば、調理用はさみが便利。「3日ぐらい先まで夕飯を考えておくのもいい。野菜をまとめて切っておいたり、無駄な買い物をしなくなったりして効率的」という。「ごちそうを作らなきゃ」「栄養を考えて子どもに30品目を食べさせないと」と考える人もいるだろう。前田さんは「家庭料理で100パーセントは目指さない。彩りが地味でもいい」と助言する。
炒める、加熱するだけ「ミールキット」好評
近年、カット野菜や調味液など食材が袋詰めされた「ミールキット」の売り上げが伸びている。生協の「パルシステム」(東京)は2014年から、こうしたセットを提供。売上額は右肩上がりで18年も前年比28%増だった。チンジャオロースーやきんぴら、ミネストローネなど毎週27品目を用意。価格は1パック(2~4人前)600~1000円ほどだ。
フライパンで炒めたり、電子レンジで加熱するだけで完成するので「塾の前に子どもが自分で作って食べて行くのに便利」という声も。広報の植田真仁さん(45)は「普段は料理を作らない家族にも任せられますよ」と話す。十数年前に同様の商品を売り出した時は定着しなかった。植田さんは「共働きの家庭が増えて夕飯作りの時間が減る中、抵抗感がなくなってきたのでは」と指摘する。
出来合い総菜に罪悪感があるなら「ささっと」
セットまではいかないが、「野菜類を加えて炒めるだけ」の商品に力を入れるメーカーも。伊藤ハムは昨年、肉入り調味ソースの入った「ささっと献立シリーズ」を発売。1、2種類の野菜を用意し、ソースを加えて炒めるだけ。5分程度で1品できる。希望小売価格は2、3人前で389円だ。自身も子育て中の商品企画担当、弥冨(いやどみ)紀子さん(36)は「出来合いの総菜を出すことには罪悪感を覚える人も多い。家で少し手を加えることで、そうした気持ちも和らぎます」。
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