〈えほん〉「おおきなかぜのよる」著・阿部結
長壁綾子 ( 2021年12月3日付 東京新聞朝刊)
![写真](https://images.sukusuku.tokyo-np.co.jp/static-contents/wp-content/uploads/2021/12/T211129G00032601-1.jpg)
(長壁綾子撮影)
風が強く吹く夜、「かぜさん、だれかいっしょにあそぼうよって泣いてるみたい」とりくはおかあさんに話をする。だけど、りくはもうベッドに入る時間。
風はどんどん強くなって、窓を揺らしている。びゅううううっ。突然、風がほえだした。外にあったりくの車は飛んでいき、家の中のおもちゃたちも窓から駆けだした。りくも慌ててついていき、風に乗りながら森を目指し「よーいどん」。
夢と現実が入り交じるお話を、躍動する豊かなイラストで描く。大きな風とともにドキドキする夜の世界へ、出発!
1760円。ポプラ社=電話03(5877)8101。
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