〈えほん〉「きょうりゅうバスでとしょかんへ」文・リウ・スーユエン 訳・石田稔 絵・リン・シャオペイ
長壁綾子 (2022年7月1日付 東京新聞朝刊)
水曜日の午後は、町の図書館で「おはなしのじかん」が開かれる。みんな、おはなしが大好きだけど、図書館はちょっと遠くて、遅刻しちゃうかも…。でも、大丈夫! きょうりゅうくんが助けてくれる。きょうりゅう専用道路を走って、無事到着。
だけど、きょうりゅうくんは体が大きすぎて図書館へ入れない。ふびんに思った館長さんが思い付いたこととは?
台湾で人気のきょうりゅうバスシリーズを初翻訳。図書館を舞台に子どもたちときょうりゅうくんとの心温まるやりとりに癒やされる。
1430円。世界文化社=電話03(3262)5115。
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