東京都018サポート、申請方法がわかりにくい! アンケートで4割が不満 声を受け書類確認ページを追加
渡辺真由子 ([元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年11月18日])
東京都が18歳以下の都民に月5000円を給付する「018サポート」事業を巡り、都がオンライン申請者を対象に実施したアンケートで、申請方法が「わかりにくかった」と答えた人が4割に上り、「普通」「わかりやすかった」がそれぞれ3割前後だったことが分かった。16日の都議会厚生委員会で、関口健太郎議員(立憲民主党)の質問に都側が答えた。
かかった時間は「15~30分」が30%
9月1日の受け付け開始後「申請方法や必要書類がわかりにくい」などの声が寄せられたため、東京都は10月から申請サイト上でアンケートを実施。これまで約14万人が回答した。
必要事項の入力などサイトによる申請方法について聞いたところ「とてもわかりにくかった」「わかりにくかった」が計40%。「普通」が計32%、「とてもわかりやすかった」「わかりやすかった」が計28%だった。
申請にかかった時間は15分以内が24%、15~30分が30%、30分~1時間が27%だったという。
必要書類を事前する確認ページを追加
東京都はアンケート結果などを踏まえ、申請前に必要書類を確認できるページを追加するなどサイトの改善を図っている。
新倉吉和・子供・子育て施策推進担当部長は厚生委で「デジタルサービス局からの助言を踏まえ、ホームページの案内の充実を図っている」と述べた。
11月16日現在、申請者数は対象の約6割に当たる117万人。17日の定例会見で小池百合子知事は、12月15日までに申請すると来年1月に支給を受けられるとして、「手続きがお済みでない方は、忘れずに申請していただきたい」と呼び掛けた。
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