〈えほん〉「ぼくはまっくろ」文・原陽子 絵・山本久美子

(2024年10月23日付 東京新聞朝刊)
写真 絵本「ぼくはまっくろ」

(長壁綾子撮影)

 盲導犬ロロは、シュウくんと初めて出会った日のことを思い出していた。

 ある日、白いつえをぎゅっと握りしめた男の子・シュウくんがやってきた。小さい頃、病気で目が見えなくなり外へ出かけなくなったけど、シュウくんには行ってみたいところ、やりたいことがたくさんある。

 4週間の訓練を終え、ぼくはシュウくんと暮らすことに。ぼくは、シュウくんとさまざまな経験をするのだけど…。

 盲導犬として生きることになったロロの目線で描かれた物語。盲導犬であるがゆえの別れが訪れても、心はつながっている。

 1320円。リーブル=電話03(3958)1206。

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