初秋の世田谷を子どもと歩いてみませんか? 10/9に街歩きイベント「タウントレック」 参加者を募集

安達恭子、安藤篤人 (2023年8月4日付 東京新聞朝刊)

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 東京新聞オリジナルの街歩きイベント「タウントレック」が、10月9日(月・祝)に「グリーンリボンランニングフェスティバル2023」の1部門として世田谷区の駒沢公園発着で開催されます。約40あるチェックポイントの主なテーマは、本紙連載漫画「喫茶アネモネ」に登場するような喫茶店、人気のパン店、世田谷区名木百選の木。子どもと一緒に楽しく歩きながら見つけてみませんか。3カ所を先行紹介します。
<タウントレックって? > 制限時間内に街中に設定されたチェックポイントの写真を撮影しながら巡り、得点を集める街歩きゲーム。公共交通機関を使ってもOKで、体力に自信がない高齢者や子ども連れでも気軽に楽しめます。ボーナスポイントがもらえるイベントも。

遠方からもパン好きが訪れる名店

 小田急・京王井の頭線下北沢駅から徒歩約15分の住宅街にある「ブーランジュリー・ラニス」は、2019年にオープン。近所の常連だけでなく遠方からもパン好きが訪れる名店です。

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「ブーランジュリー・ラニス」

 店主の原昇吾さん(39)は、パンの種類によって日本、フランス、ドイツなど国内外の小麦粉を使い分けています。小麦のこだわりをダイレクトに味わえる食パンが1番人気ですが、バゲットやクリームパンなども絶品。

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小麦粉にこだわり作られたパン

オムライスが人気! 看板犬がお出迎え

 東急田園都市線駒沢大学駅から歩いて3分ほどにある「ricecafe(ライスカフェ)」。もともとキッチンカーでオムライスを販売していたオーナーの萩原盛人さん(57)が、店長の上村孝之さん(47)と2人で2000年から始めました。

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「ricecafe」

 人気は、トマトとクリームチーズソースなどで作ったエミリアソースがけオムライス。ペット連れOKで看板犬のハチが出迎えてくれます。

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オーナーの萩原盛人さんと看板犬ハチ

樹齢100年 玉川神社「とっくりグス」

 世田谷区名木百選に選ばれた「玉川神社のとっくりグス(クスノキ)」。根元が肥大し、とっくりのような形をしています。幹回りは761センチで、大人4、5人が両手を広げたくらいの太さ。

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通称「とっくりグス」と呼ばれているクスノキと玉川神社宮司の髙橋秀史さん

 代々神職を務める宮司の髙橋秀史さん(48)によると、樹齢は100年ほどといいます。「祖父の代のころから肥大し始めたらしいです。まだまだ元気に枝が伸びていますよ」と髙橋さん。

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玉川神社

申し込みは9月13日まで

フコク生命 グリーンリボンランニングフェスティバル

 10月9日(月・祝)、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場および周辺で開催。移植医療普及の目的で、5キロ、10キロ、ハーフマラソン、ファミリーラン、リレーマラソン、タウントレックの6部門。タウントレックの設定エリアは世田谷区と目黒区にまたがり、制限時間は5時間。公共交通機関を利用して回ることできます。中学生以上2500円、小学生500円。未就学児無料。申し込みは9月13日までです。詳細は公式HPで案内しています。

 同フェスティバルの参加賞には、漫画「喫茶アネモネ」の関連商品を予定しています。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年8月4日

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