1歳児のご飯づくりがマンネリ「飽きて食べてくれない」 専門家と読者が提案するリメーク案は?
ひじき煮のアレンジ例(栄養士・横谷聡美さん紹介)
「子どもに合わせたメニューを考え続けるのは負担に感じることもある。大人も食べられるものがいい」。名古屋市昭和区で家庭料理教室を主宰する栄養士横谷聡美さん(46)は一度に大量に作れ、大人も子どもも食べられるひじき煮を例に、簡単に変身させる方法を寄せた。
まずはオープンオムレツ=写真(1)。耐熱容器に卵1個を割り、よくかきまぜて、ひじき煮大さじ1杯分を加え、軽く合わせる。電子レンジ600ワットで1分ほど加熱したら完成だ。

(1)オープンオムレツ
グラタン=写真(2)=にも活用できる。バターと薄力粉を同量ずつ、牛乳を倍量用意する。電子レンジでバターを溶かし、薄力粉を混ぜ合わせる。牛乳を少しずつ加えて混ぜ、電子レンジ600ワットで1分ほど加熱しホワイトソースを作る。耐熱皿に好みのゆで野菜を適量並べ、大さじ1杯分のひじき煮を全体にふりかける。その上にホワイトソースを載せてチーズをかけ、トースターで6~7分焼く。

(2)グラタン
他にも、炊き込みご飯や白あえなどリメーク方法はさまざま。「作りたい物を作って、にこやかに食卓について」と話す。
毎日の献立をもっと楽に
東京都文京区の保育園の元調理師の女性(63)はニンジンやタマネギ、イモ類などを昆布だしで20分ほど煮込んだものに味を加えていく方法を紹介。コンソメを少し入れればポトフに、ルーを足せばカレーになる。ポトフにご飯とチーズを入れて煮込めばリゾットだ。みそ汁や煮物にも使え「便利で経済的」と話す。
リメーク以外の助言も寄せられた。愛知県大府市の女性(43)は、みそ汁に、豆腐とひき肉で作った肉団子と野菜を入れることを提案。具だくさんで栄養バランスもとれ「みそ汁とご飯があればばっちり。毎日献立を考えるのは大変。気が楽になるのでは」。
石川県白山市の女性(60)のおすすめは、素材自体を冷凍すること。味が付いていないそぼろやゆで野菜をたくさん作り、製氷皿に入れて凍らせておくと、少量ずつ調理でき、組み合わせて使うこともできる。
専門家から 栄養の偏りに注意 鉄分の摂取も意識を
料理を使い回す際、何に気を付ければいいのか。小児栄養学が専門の管理栄養士の上田玲子さん(72)=さいたま市=に聞いた。
上田さんは、リメークでは食材が同じ種類になり栄養が偏る恐れがあるとし、肉や魚など主菜となる食材を週単位で入れ替えることを助言する。さらに、別の食材を一つ足すことを提案する。例えば、ハンバーグでは野菜のあんかけをかけたり、トマトソースで煮込んだりするといい。ただ、毎食気にする必要はなく「2~3日間でタンパク質や炭水化物、ビタミンなどが取れるようにすればいい」と話す。
生後6カ月以降、母体から受け取った鉄が減るため、鉄分の摂取も意識したい。赤身の肉やマグロ、カツオは体への吸収率が高い。「2歳までに鉄分が不足すると、歩行が不安定になるなど、発達が遅れる可能性がある」と話す。
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい










