横浜市が3月7日から小児用ワクチン接種 ファイザー製を2回、5~11歳の21万人が対象
基礎疾患のある子から予約受付
対象者は21万人で、ファイザー製小児用ワクチンを2回接種する。小児科を中心とした個別医療機関335カ所(1月31日時点)で実施する。
市は、3月4日に一斉に接種券を発送。18日までは呼吸器や心臓の病気など基礎疾患のある児童を対象に予約を受け付け、19日以降に10~11歳、26日以降に7~9歳、4月1日以降に5~6歳の予約を医療機関で受け付ける。接種には保護者の同意が必要。
また、市は市立学校の教職員や市内の保育所職員らを対象に集団接種会場2カ所で優先接種を実施する。
接種期間は2月16日~3月16日で1万人を予定。対象者は2回目接種から6カ月以上経過した人で、接種券がなくても受けられる。会場は横浜ビジネスパーク横浜ラーニングセンター(保土ケ谷区)と関内中央ビル9階(中区)。
神奈川県、小児用ワクチンの市町村別配分を決定
神奈川県は10日、新型コロナウイルスのファイザー製小児用ワクチン計650箱(6万5000回分)が、2月21日と28日の週に県内33市町村に配分されると発表した。対象となる5~11歳(53万人)の数に応じて、市町村別の配分数を決めた。
配分は横浜市が262箱、川崎市が110箱、相模原市が50箱など。県によると、実際に子どもへの接種が始まるのは3月から。接種は病院などの小児科で受けられるほか、21市町村が集団接種会場の設置を予定しているという。小児用も3週間の間隔を空けて2回接種する必要がある。副反応の相談窓口は12歳以上と同じで、神奈川県の専用コールセンター=電話 045(285)0719=で受け付けている。
また、12歳以上の3回目接種用同社製ワクチン224箱(26万回分)が、28日の週に県内32市町に配分されると発表した。配分数は横浜市107箱、川崎市30箱、相模原市17箱など。
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