給食のない夏休み、豊島区が困窮する子育て世帯を支援 米やレトルト食品など1000世帯に無料提供
長竹祐子 (2023年7月26日付 東京新聞朝刊)
物価高騰で食料品の値上がりが続く中、給食のない夏休み期間の子どもたちが元気に過ごせるようにと、豊島区は経済的に不安を抱える子育て世帯に、食品の無料提供を始めた。来月25日まで。
豊島区役所4階などで配布 予約不要
豊島区民や企業から寄せられた寄付「としま子ども若者応援基金」を活用したプロジェクトの一環。配布は、区が地域団体やNPOなどと連携し「食べて元気!応援隊」として実施し、昨夏に続き2年目。
配布対象者は、豊島区内在住で食品の支援を必要とする子育て世帯の保護者や中学生以上の子どもや若者。
観光交流都市の栃木県那珂川町から届いた米2キログラムや、そごう・西武から寄付されたレトルト食品などで、1世帯あたり1セット、合計1000セットを用意している。
配布場所は、豊島区役所4階子育てインフォメーション、中高生センタージャンプ東池袋・長崎、子ども家庭支援センター東部・西部、豊島区民社会福祉協議会の計6カ所。予約不要。
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