思い出のランドセルが職人の手でペンケースや財布に ふるさと納税「革小物リメイク」 足立区の返礼品
井上真典 (2024年1月26日付 東京新聞朝刊)
東京都足立区は、ふるさと納税の返礼品として、ランドセルを革小物にリメイクするサービスを加えた。思い出の品が地元職人の手で、新たな形に生まれ変わる。
寄付額6万3000円で
デザインや技術力に定評のある、革小物生産・販売の伊藤鞄製作所(同区東綾瀬)がサービスを提供。寄付額6万3000円で、ペンケースとキーホルダー、ミニ財布の3点に作り替えることができる。
足立区によると、ふるさと納税に伴う区税の流出額は、2022年度で約21億円に上った。区は流出対策のため、本年度は返礼品の数を前年度比3倍の194品目に増やした。
近藤弥生区長は、「トレンドを見極め、魅力的な品物をそろえていきたい」と強調。ランドセルリメークのほか、区内に工場のある洋菓子メーカー「ヨックモック」の看板商品、区内のスーパーが取り扱う「丸上食品幻のジャンボ餃子(ギョーザ)」なども加わった。
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