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あなたも「子どもの悩み相談員」になりませんか? さいたまチャイルドライン

井上峻輔 (2018年8月23日付 東京新聞朝刊)

 学校の人間関係などの子どもの相談に電話で応じるNPO法人「さいたまチャイルドライン」(朝霞市)が、相談員となるボランティアの不足に悩んでいる。毎年の募集への応募者が激減していて、相談員が足りずに電話に出られないこともある状況。事務局は「子どもたちのために何かできないかと思っている方は、参加して思いを形にしてほしい」と新たな担い手を切望している。

 相談の対象は18歳以下で木、土曜を除く午後4~9時(金曜は11時)に受け付けている。2017年度は約1万6千件の電話を受けた。相談員約70人は全員ボランティアで、1人に月2回ほど参加してもらっている。

 相談員は仕事や家庭の事情で辞めていく人も多く、毎年新たに募集している。だが、ピークの11年には72人いた応募者が次第に減少し、昨年はわずか6人にとどまった。代表理事の太田久美さんは「女性でもフルタイムで働く人や、生活のために対価を求める人が増えたことが理由ではないか」と分析する。

 十分な人数の相談員が確保できなくなり、最近は3本ある回線の全てに対応できないことも増えてきた。今年6月からはパソコンで文字を使ってやりとりする「チャット相談」も始めていて、より多くの人手が必要になっている。

 太田さんは「相談員が増えれば、もっと多くの相談に応じられる。気持ちさえあれば、ぜひ挑戦してほしい」と呼び掛けている。

 今年の募集は9月30日まで。18歳以上なら資格や経験は不問だが、全7日間の養成講座を受講する必要がある。申し込みや問い合わせは事務局=電070(5564)3190=へ。

[元記事:東京新聞 TOKYO Web 2018年8月23日]