東京都が子どもの事故情報をデータベース化 キーワードや年齢で検索、「東京すくすく」も記事を提供
奥野斐 (2025年4月13日付 東京新聞朝刊)
東京都は、学校や保育施設での事故の情報やウェブのニュース記事、学術論文を検索、閲覧できる「子供の事故情報データベース」を公開した。専用サイトから無料で利用できる。都子供政策連携室の担当者は「防げる事故を確実に防ぎ、子どもが安心してチャレンジできる社会のため、広く活用してほしい」と話す。

都が公開した「子供の事故情報データベース」のページ
産官学民の連携事業の一環で、3月28日に公開。こども家庭庁、警視庁など8団体と、「東京新聞デジタル」「東京すくすく」を含む38のウェブニュースサイト、学術論文を掲載する7サイトが登録し、情報を提供している。
東京消防庁の救急搬送件数や、こども家庭庁がまとめた保育施設での事故発生状況などをグラフを交えて紹介。キーワードや子どもの年齢、「落ちる」「誤って飲み込む」などの事故種別で検索もできる。保護者や子どもと接する仕事に就く人への注意喚起、子ども向け製品開発での活用を想定している。
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