「もーりーしゅーと」弟・森愁斗さん 兄といい距離感で仕事 いつか3兄弟で共演を

五十住和樹 (2022年1月17日付 東京新聞朝刊)
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「母が背中を押してくれました」と話すタレントの森愁斗さん(松崎浩一撮影)

家族のこと話そう

兄との動画投稿がデビューのきっかけ

 2020年9月、11人のダンスボーカルグループ「BUDDiiS」(バディーズ)のメンバーとしてデビューしました。兄(森英寿さん)も同じグループで、兄弟で歌って動画配信もしています。

 お兄ちゃんは小さいころから明るくておしゃべりで、18年にオーディションを受けて芸能活動を始めました。僕は真逆で静かでおとなしい。人前で発表するのが恥ずかしくて苦手なタイプ。お兄ちゃんのグループのライブを何度も見て、いつも見る姿とはまったく違う、スイッチを入れて頑張ってる姿にすごく刺激を受けました。

 高2のころ、お兄ちゃんに誘われて一緒にダンスを習いに行きました。TikTok(ティックトック)に2人でダンスや歌の動画を投稿したのがきっかけで、僕もスカウトされた。ちょうど進路を考える時期。正直悩みました。やるからにはそれなりの覚悟がいる。ダンスや歌が好きだったので(グループに)入ることを決めたんですが、最初はすごく不安でした。

正反対の2人 直感で動く兄に影響されて

 お兄ちゃんは思ったときには行動しているという、直感で動く。どう転ぼうとチャレンジしていくのはすごいなと思います。やりたくてもできない人がいる。僕もそういうタイプでした。一緒に仕事をするようになって僕は行動力が上がったと思います。逆にお兄ちゃんは立ち止まって冷静に考えるようになった。お互いのいいところを尊重し合って、距離感がいい。お互い変に干渉しないから、けんかもまったくしないです。

 お父さんは会社員で、趣味のバンドでギターやベースを弾いていました。ドラムもたたけるらしい。「自分の子どもがテレビとかに出ているのが、なんか不思議」。ライブに来てくれて、(兄弟が)出るテレビをチェック。「ダンスや見せ方がうまくなったね」などと言ってくれます。

 僕が渋いデニムにはまっているのはお父さんの影響。「言ってくれれば(自分のデニムを)取っておいたのに」と残念がってます。お母さんは「昔のお父さんを見ているみたい。後ろ姿とか似てる」と言ってます。

ピアノの腕を上げた弟 有名になったら…

 お母さんは僕と性格や考え方が似てますね。僕たちの活動を、「自分の人生だから」と背中を押して、見守ってくれています。

 僕たちは3兄弟で、高校生の弟がいます。独学でピアノの腕を上げ、アプリを駆使してロックバンドQUEEN(クイーン)の曲を完全にコピーしてしまう。絶対音感があるんです。「弟が作曲家で有名になって、兄弟で共演できたらすごいね」なんてお父さんと言ってます。

森愁斗(もり・しゅーと)

 2002年、東京都出身。兄とのユニット「もーりーしゅーと」として昨年、携帯電話会社auのオリジナルCMソング「ずっともっと」がヒット。1月28、29日に東京・中野で開かれるライブ「BUDDiiS vol.01 SUNRiiSE」に出演予定。

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  • ゆきぽん says:

    たぶんお母さんくらい、それより上かもだけどパワーもらってます(^_^
    体にお気をつけて(^_^

    ゆきぽん 女性 50代
  • 未来 翼 says:

    愁斗殿
    こんな年齢ですが、貴殿のファンです。30年くらい前の自分なら、綺麗にハモれたかな。その頃の自分で一緒に歌いたな。と、いつも思います。

    頑張っていらっしゃるであろう方に、軽々しく「頑張れ」なんて申しません。もっともっと輝いてください。応援致しております。

    と、伝えていただきたくなった記事です。なかなか目の付け所がよろしいかと存じます。

    未来 翼 男性 60代
  • みーちゃん says:

    もーりーしゅーとがやっいるユウチュウブを見ているのでこの記事は私にあっています。

    みーちゃん 女性 10代

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