袖ケ浦市が子ども服のリユースイベント 学生服や絵本も 家計面で子育て支援

山本哲正 ( 2022年6月6日付 東京新聞朝刊)
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昨年の「ガウラの古着屋さん」=袖ケ浦市で(同市提供)

 袖ケ浦市は子ども服のリユースイベント「ガウラの古着屋さん」を13~24日、同市長浦の袖ケ浦クリーンセンターで開く。ごみの減量、再資源化のため昨年12月に初めて開催し、今回が2度目。市民からのリユース品提供を受け付けている。 

「着る期間が短いのでリユース向き」

 子ども服は、未使用品または洗濯済みのもので、汚れが少なく状態が良いものが対象。今回は新たに、破損や汚れのない子ども用おもちゃや絵本、市内中学校の学生服も取り扱う。

 袖ケ浦市によると、千葉県内の多くの市町村で人口が減少している中、市の人口はこの10年で年平均0.5%増、世帯数は同1.6%増。その分ごみが増えるため、可燃ごみの中で3割を占める紙・布類に着目した。

 子ども服は成長に合わせて買い替えるため、着られる期間が短い。比較的状態が良く、リユースに適しているという。担当は「子育て世代はさまざまな出費が多い。子ども服の再利用で家計の負担を軽減できる」と、子育て支援の側面も強調する。

 会場では、袖ケ浦市のマスコットキャラクター・ガウラがお出迎え。利用できるのは市内在住者のみ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年6月6日

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