〈えほん〉「じぶんであるっていいかんじ きみとジェンダーについての本」作・テレサ・ソーン 絵・ノア・グリニ 訳・たかいゆとり
長壁綾子 (2024年6月5日付 東京新聞朝刊)
![写真](http://images.sukusuku.tokyo-np.co.jp/static-contents/wp-content/uploads/2024/06/05092322/4223611fe274757f6e769869313055fd-750x750.jpg)
(長壁綾子撮影)
ルーシーはトランスジェンダーの女の子。生まれた時、みんなはルーシーを男の子だと思った。少し大きくなってルーシーは、みんなに「本当は私は女の子だよ」と教えてあげた。
女の子、それがルーシーのジェンダーのアイデンティティー。男の子も、女の子も、どちらでもある子もいれば、どちらでもない子もいて、男の子と女の子の間の子もいる。
絵本には多様な性のあり方の子どもが登場し、自分は自分であることの大切さを伝える。「自分であるっていい感じ」と思える世界が広がることを願って。
2200円。エトセトラブックス=電話03(6300)0884。
0
なるほど!
4
グッときた
0
もやもや...
2
もっと
知りたい