初めての離れ離れ 4歳の双子に異変が…〈南家真紀子 MIRACLE TWINS〉

双子育児の漫画 MIRACLE TWINS

作者 南家真紀子

 彼らはこのとき初めて離ればなれに過ごしました。短いようで長い3日間。親にとっても仕事の調整や入院の付き添い、家で過ごすもう1人のお世話や家事で本当に大変。幼い息子たちは、言葉にできないまま心細い気持ちを抱えていたことでしょう。

 その後、ようの起立性調節障害とは、生活の一部として今もつき合っています。そうのチック症状はようの帰宅とともにうそのように消えました。

 自律神経の働きがとってもデリケートな彼らは12歳の今も彼らなりの特性と共存しながら生活しています。小さく生まれがちな多胎児は、実は成長とともにいろいろな症状や特性に気づくケースがあります。彼らなりの歩幅で、それでもしっかり成長していく様子を優しく見守りたいと思います。

◇紙面に掲載された元の作品

南家真紀子(なんけ・まきこ)

写真 南家真紀子(なんけ・まきこ)さん

 アニメーションアーティスト。三重県出身。武蔵野美術大学卒業後、アニメ制作会社勤務を経てフリーに。NHK・Eテレの子ども向け番組「いないいないばあっ!」のアニメコーナーなどを手掛ける。12歳の双子男児と6歳男児を子育て中。作品や活動は公式サイトで紹介している。

0

なるほど!

15

グッときた

0

もやもや...

0

もっと
知りたい

すくすくボイス

  • 匿名 says:

    双子は情緒面が本当に繋がってますよね。我が家の10歳の二卵性女児双子楽しい気持ちより負の気持ちはうつりやすいです。
    今は双子の一人が双子ならではの壁にぶつかってます。同じ学習をして持ち帰るテストの結果や色々な出来映えが片方は出来て自分は…と思うように出来ないからその部分に周りから比べられている見られ方に双子で一緒が辛いとメンタル面が落ちています。そんな事も有りましたか?そういうエピソードも知りたいです。

      

この記事の感想をお聞かせください

/1000文字まで

編集チームがチェックの上で公開します。内容によっては非公開としたり、一部を削除したり、明らかな誤字等を修正させていただくことがあります。
投稿内容は、東京すくすくや東京新聞など、中日新聞社の運営・発行する媒体で掲載させていただく場合があります。

あなたへのおすすめ

PageTopへ