古泉智浩さん 今のところは何とか不始末は…〈東京すくすく1周年に寄せて〉
「子育て日記」執筆者からのメッセージ 古泉智浩さん(漫画家)
育児は楽しいばかりではなく、子どもを本気でたたいてやりたくなる時はあります。僕がこらえられているのは、まだそこまでストレスが達していないからに他なりません。いくら自制をしていても、自制心を超えるストレスがあったら無理だと思います。
児童虐待を楽しくてやっている人はいないと思うのです。若い継父が最悪のケースを引き寄せてしまう場合が多いですが、本人も自覚がないまま至ってしまうのではないでしょうか。保育園や行政、母や近所の人、うちは商売をしているので従業員の皆さんのお世話がなかったら、僕もわけが分からなくなってしまうかもしれません。立場が違えば見えている景色が全然違うことは多々あります。
里親としての子育てをつづっている「東京すくすく」では、僕が至らぬ人間であっても、こうして今のところは不始末をしないで済んでおり、なんとかしている様子をご覧いただけているかと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
東京すくすくはおかげさまで1周年を迎えました。1周年特設ページでは、『子育て日記』執筆者からのメッセージをはじめ、1年間の人気記事ランキング、反響の大きかった「たたかない子育て」記事の関連インタビュー、記者が語る音声コンテンツなどを紹介しています。→こちら
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