1人1台タブレット、2割の子どもがトラブル経験 ルールを理解していない保護者・教員も トレンドマイクロ社調査
アカウントの悪用、長時間のネット利用…
調査は6月29、30の両日、民間の調査会社を通じてウェブで行われました。小学1年~中学3年の子どもがいる保護者342人、国公私立小・中学校の教員331人が回答。保護者の69.0%、教員の84.0%が、サイバー犯罪やネット利用などに関するトラブルを心配していました。調査時点で「自分の子ども・勤務校の児童生徒が端末を受け取った」と答えた保護者は141人(41.2%)、教員は234人(70.7%)でした。
端末を受け取った子どもに起きたトラブルについて、選択肢を挙げて保護者に複数回答で尋ねたところ、78.0%が「特になし」と回答。一方、トラブルで多かったのが、「アカウント情報を盗まれる・悪用される」「ネットの長時間利用による依存や、学業、健康への悪影響」で、それぞれ9.2%。成人向けや暴力、違法行為など、不適切なサイトや動画コンテンツにアクセスした、ネット上で見知らぬ人と出会うトラブルに見舞われたという子どもも。
子どもが被害者にも加害者にもなっている
教員への同じ質問では、「学習以外の用途での端末利用」(12.8%)、「フィッシング詐欺など不正なサイトへの接続」(12.0%)が上位に。「アカウント情報を盗まれる・悪用される」と、「盗む、悪用する」がいずれも11.1%で、子どもが被害者にも加害者にもなっている状況が分かります。「特になし」との回答は61.5%でした。
フィルタリングや不適切なコンテンツの視聴制限など、子どもが使う端末の技術的な安全対策について、保護者の58.9%、教員の29.9%が「知らない」と回答。パスワードの取り扱いや端末の使用時間など、利用のルールを理解していない保護者、教員もそれぞれ約4割いました。
トラブルに遭ったら大人を頼るよう教えて
トレンドマイクロ広報担当の中村江里さんは、「子どもが安全・安心に端末を利用できる環境を、大人が用意することが重要です。子どもとのコミュニケーションを通じて、利用ルールを確認・理解し、トラブルに遭った場合に大人を頼るように教えて」とアドバイスします。
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小学校までは中学受験もあった為タブレットを使用する機会がほぼ無い状態でしたが、中学生になり、学校から貸与されたタブレットをオンライン学習用に自宅で使用できるようにして欲しいとの要望で、自宅のwifiを使用できるようにしましたが、タブレットの設定セキュリティが甘いのか、学校の学習に関係ないYouTube等を見るようになってしまいました。
それから、部活動でしているスポーツのYouTubeを見るようになったのですが、部活動に役立つのであればと若干好意的に受け止めてしまっていました。ある時挙動がおかしいと感じて、タブレットを確認すると成人向けの漫画などを見ていることが分かりました。
私は子供の頃に痴漢行為を受けたり、上級生に同意のない性的な事をされたことが有るため、女性が男性のおもちゃのように表現される性描写の激しい映像や漫画などに人一倍嫌悪感を感じているんだと思いますが、自分の子供がそういった漫画などを見ていることにショックを受けています。
学校の先生に相談したこともありましたが、後期生(高校生)になればタブレットを使用しての授業がもっと増えていくので、今から使い方をしっかり勉強して欲しいと言われてしまい、納得のいく対応では無かったです。
異性の子供への性教育も、どういった話をしていけば良いのか分かりませんし、宿題もテスト勉強もせずに、インターネットで成人向けの漫画や動画ばかりを見るような高校生にはなって欲しくないのですが、このままGIGAスクール構想なるものを受け入れていくしかないのかと思うと、憂鬱でしかありません。
※ファミリーリンクを使用して時間の制限などはしていますが、Googleの設定などが自分には難しく、しっかりと理解できない為、サイトへの利用を制限するやり方などが、いまいち理解できません。自分のようなインターネットの設定などに疎い保護者に対しての講習会などを、子供にタブレットを貸与する前に行って欲しいです。これは、中学1年生を迎えるタイミングで一度必ず行って欲しいです。口には出せずに悩んでいる保護者は、必ず居ると思います。