求む!多摩エリアのまちづくりアイデア 京王電鉄とURが9月まで募集 沿線の大学生、高校生が対象

昆野夏子 (2024年3月15日付 東京新聞朝刊)
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「学生による多摩エリアのまちづくりに関するアイデアピッチ」のポスター(いずれも京王電鉄提供)

 京王電鉄(本社・多摩市)と都市再生機構(UR)は、京王線沿線の大学生や高校生を対象に、多摩地域のまちづくりに関するアイデアを募っている。「学生による多摩エリアのまちづくりに関するアイデアピッチ」と題した企画で、沿線の魅力アップにつなげたい考えだ。

テーマは「誰かに自慢したくなるまち」

 企画は今年で3回目。今回は沿線の八王子市、日野市、多摩市、稲城市の周辺エリアを対象とした。「『誰かに自慢したくなるまち』にするためのアイデア」を募集している。大学教授や自治体職員らが独自性や創造性などを審査し、優秀作品を選ぶ。京王電鉄とURは2018年、持続可能なまちづくりを目指し、連携協定を結んだ。

 優れたアイデアを基に具体化に向けて検討することもあり、京王電鉄の担当者は「自分たちの住むまちの将来を考えることで、地域に愛着を持ってもらうきっかけになれば」と話している。

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昨年の最終審査の様子=多摩市で

 応募資格は京王線沿線に在住・在学の大学生や高校生で、グループでも個人でも応募できる。9月16日までに、京王電鉄などのホームページからエントリーシートをダウンロードし、必要事項を記入して応募する。書類による1次審査を通過した10作品は、11月9日の最終審査に参加できる。

 問い合わせは京王電鉄沿線価値創造部=電話042(337)3001=で受け付けている。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2024年3月15日

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