〈えほん〉「サンタクロースがうまれた日」作・アラン・スノウ 訳・石井睦美
長壁綾子 (2022年12月16日付 東京新聞朝刊)
![絵本「サンタクロースがうまれた日」](https://images.sukusuku.tokyo-np.co.jp/static-contents/wp-content/uploads/2022/12/T221213G00040501-e1671155226316-750x687.jpg)
(長壁綾子撮影)
その昔、遠い北の果てにトナカイと暮らす人々がいた。彼らは夏は狩りをし、秋は一族で宴(うたげ)を開き、冬になると小屋の中で過ごす。ついに太陽が一日中出ない季節になり、トナカイが1匹もいなくなってしまった。男の子は吹雪の中、探しに出る。そこで出会った風変わりな3人が男の子に与えてくれたものとは…。
サンタクロースはどうやって生まれたの? どうやって世界中の子どもたちへプレゼントを配っているの? 謎に包まれたサンタの誕生がテーマ。神話のような物語を美しく描いたクリスマス絵本。
1980円。小学館=電話03(5281)3555。
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