「つながりの豊かさ伝えて」栗林知絵子さん(NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長)

写真 栗林知絵子さん

 ネットにあふれる情報を頼りに子育てできる時代。便利な反面、安全や清潔を求める風潮が強くなりすぎて、子どもの感じる力をそぎ落としてしまったり、身近な人を頼らずに子育てしようとする親を増やしたりしているように感じます。

 昔も今も子どもの本質は変わらない。地域の中には大変な環境で育つ子もいますが、子ども食堂や地域の居場所づくりをやってきて、人と人がつながっていくからこその豊かさがあると感じています。「東京すくすく」でも、子どもを守るための取り組みをたくさん伝えていってほしいです。

くりばやし・ちえこ

「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー」実行委員会代表。2004年より池袋本町プレーパークの運営に携わり地域活動を始める。自他共に認める「おせっかいおばさん」として、地域の子どもを地域で見守り育てるために、プレーパーク、無料学習支援、子ども食堂など、子どもの居場所を点在化して子どもと家庭を伴走的に支援している。

 東京新聞の子育てサイト「東京すくすく」のスタートにあたり、日ごろ子どもたちとかかわったり、子育てを支えたりしているさまざまな分野の方たちからメッセージをいただきました。

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