「先生たちのほっとLINE」教職員の悩みを聞きます 都教委が12月から相談窓口を開設
三宅千智 (2023年10月30日付 東京新聞朝刊)
教職員の心の不調を防ごうと、東京都教育委員会は12月から、無料通信アプリのLINEを活用した相談窓口「先生たちのほっとLINE」を設ける。毎週月~土曜の午後3~9時、LINEのトーク機能で臨床心理士が悩みごとの相談に対応し、必要に応じて専門窓口を紹介する。
小中の教職員が対象 来年3月30日まで
対象は、公立小・中学校の教職員のうち、臨床心理士の訪問や面談などサポートを希望した学校の教職員ら約1万1000人。都教委によると、毎年1%程度の教員が精神疾患で休職している。担当者は「業務の悩みを打ち明けて気持ちを楽にしてもらいたい」としている。ほっとLINEの開設は来年3月30日まで。教職員が個人のスマートフォンなどを使って匿名でやりとりし、継続的な相談は想定していないという。
これについて、10月26日の都教委定例会では委員から「1回限りの相談で済むケースばかりではない。継続して相談できるようシステムの工夫を検討してほしい」との要望が出た。
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自分の身を守る為にも、匿名相談はありがたいです。筒抜けになるとかえって面倒なことが増えるので。「毎年のストレスチェックを通して、教職員の悩みを把握している」という方もいるぐらいなので本当の事は記入できない。しかし業務の悩みなら、管理職に相談しないと解決しないし、どうすればいいのだろうというのが、正直な感想です。今まで相談で解決したことなど何もなかったです。