〈えほん〉「へびのニョロリン」 文・富安陽子 絵・長谷川義史

(2025年1月8日付 東京新聞朝刊)
写真

(長壁綾子撮影)

 春が来て、冬眠から目覚めたへびのニョロリンさん。ずいぶん体も大きくなり、新しいあなぐらを探すことに。

 ちょうどいいと思ったら先客がいたり、体がはみ出したり、狭くて入れなかったり…。

 山の麓までやってきて、小さな古い家を見つけた。「あの天井裏ならきっと住み心地がいいニョロね」。だけど、その家にはトメばあさんが住んでいて…。

 礼儀正しいニョロリンさんとトメばあさんのほのぼのとした日常、ちょっとした事件を楽しい絵と言葉で表す。へび年にピッタリの一冊。

 1650円。童心社=電話03(5976)4181。

今年の干支「へび」が登場する絵本はこちら

〈えほん〉「へび ながすぎる」作・ふくながじゅんぺい

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